メルカリとTOSEIが洋服の出品をサポート コインランドリーに撮影ブース
メルカリは25日、業務用クリーニング機器の製造販売およびコインランドリー店を展開するTOSEIと連携し、洗いたての洋服などを出品用に撮影できる撮影ブースを設置する実証実験を26日より開始すると発表した。撮影ブースを設置するのは首都圏にあるTOSEI直営コインランドリー「TOSEI Laundry(トーセイ ランドリー)」の東中野店、川口並木店、平台店の3か所。
メルカリは2013年7月にサービス開始したフリマアプリ。現在、月間利用者数は約1300万人、累計出品数は11億品を超える。利用者が増える一方、「出品物を撮影するスペースが自宅にない」、「部屋の日当たりが悪く出品画像が暗くなってしまう」など写真撮影に関して悩むユーザーの声があったという。そこで今回、洗いたての服をそのまま撮影できる撮影ブースと、その場で梱包もできるメルカリの無料梱包資材を首都圏3か所の「TOSEI Laundry」で提供し、写真撮影と梱包をサポートする実証実験の着手に至った。
設置する撮影ブースには、撮影用のラック、背面パネル付きのハンガースタンド、サイズを測れるメジャー、Thanks cardなど出品時の撮影にあると便利なアイテムも用意される。無料梱包資材は「ゆうパケット用段ボール箱」と「宅配ビニール袋」になる。
撮影ブースは26日から利用可能。但し、無料梱包資材はなくなり次第提供を終了する。今回の実証実験の結果を踏まえて、展開地域の拡大を検討していく予定。
画像提供:メルカリ