台湾の人気観光スポット九份を楽しむために知っておきたい5つのこと
映画「千と千尋の神隠し」の舞台となったことでおなじみの台湾の
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(1)夜遅すぎると店も閉まり、電気も消えてしまう
九份と言えば、丸くて赤い提灯がたくさん光っている光景が有名で、辺りが暗くなってからのほうが雰囲気を楽しめる。しかし夜の遅い時間になると、この提灯の灯りが消えてしまい見ることができないので要注意。基山街と呼ばれる道に多くの土産店があるので、まだ日中の明るいうちにこれらの店に行き、暗くなってきたら景色を撮るくらいの段取りがちょうどよい。
(2)傘や雨具は必携
降雨確率が7~8割と、雨がよく降る地域なので傘は必携。狭い道も多く、人混みでは傘を差しづらい場所もあるのでレインコートも便利だ。
(3)階段が多いので歩きやすい靴を
これも九份おなじみの光景だが、階段が多いので靴は歩きやすいものを着用すること。駐車場からメインの広場まで続く階段が長く、そこを同時に大勢の観光客が上って行くため、途中で休憩したくても立ち止まることが難しいというのも考慮に入れておこう。
(4)地図に書かれた大通り以外の狭い道には入らないこと
九份の地図を見るといくつか道が書いてあるが、地図に書かれている以外にも狭い道がところどころにある。「地図にない狭い道は現地の人ならば迷わずに通れるが、観光客は行かない方がいい」とガイドにも言われる。好奇心から、むやみに冒険しないように。本当に「神隠し」のように迷子になってしまった人もいるとのこと。
(5)お茶が有名だが、温かいお茶を頼むべし
台湾は高山が多く、3000mを超える山が日本は21座のところ台湾は200座以上ある。戦争時の暗号文で有名な「ニイタカヤマノボレ」、の新高山(現在は玉山)は東アジア最高峰で富士山よりも高く3952m。山が多い台湾ではお茶が有名で、特に「阿里山茶」はお土産品としても有名だ。九份ではお茶屋がいくつかあるが、その中でも
注文する際のポイントとしては、お茶は「冷たいのか温かいのか」を聞かれたら温かいものを注文すること。なぜなら冷たいものだとすでに入れられた作り置きのお茶が出てくるが、温かいものなら台湾式でお茶を入れるところから楽しめるからだ。4種類の茶菓子を食べることができるが、中でも落雁と呼ばれる茶菓子は日本の落雁とは異なり触感が柔らかくあんこのようでおいしい。これは空港の土産店でも販売されていた。
食べ物もおいしく人も優しい台湾は見どころが多い。限られた時間の中で存分に楽しむために、これらのポイントが少しでも参考になれば幸いだ。