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農家と農業をしたい人をつなぐマッチングアプリ「農mers」リリース

マイナビは9月30日、農業を始めたい人と農家をつなぐ人材マッチングアプリ「農mers(ノウマーズ)」をリリースした。

「農mers」は、短期的な労働力不足の解消を目的に、農家と農業をしたい人が気軽に連絡を取れるように作られたスマートフォンアプリ。農家、農作業をしたい人(アプリ内では農merと呼ぶ)の双方がユーザー登録をする必要があるが、登録やアプリの使用は無料。農家はユーザー情報の他に、農園名や所在地、経営形態や農園紹介などを登録できる。農業をしたい人は希望作業エリアや期間などの条件や自分の農スキル(農業経験)を登録できる。アプリ内で労働力が必要な案件が随時提示されるので、農業をしたい人は興味のある案件に対し、チャットを通じて農家に直接連絡を取ることが可能だ。案件の例としては、野菜の定植、収穫、管理作業、果物の箱詰め、搾乳など酪農関係の業務全般など。10月1日現在で25件ほどの募集があり、この中には除草作業や開墾、農園主募集などもある。写真付きで紹介されている案件もあるので、どんな様子かを確認して選ぶこともできる。作業はボランティアではなく農家とのアルバイト契約になり報酬が発生する。

同アプリでは、繁忙期の農家を手伝うことで気軽に農業に触れる機会を作ることを目指すとしている。また、将来的には農家の後継者創出への貢献も視野に入れているという。

(写真はイメージ)
 

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