サルの顔そっくりのランが開花 京都府立植物園
5日、京都府立植物園は園内の温室で、サルの顔そっくりのラン、ドラクラ・ギガス(別名モンキー・オーキッド)が開花したと発表した。
ドラクラ・ギガスの花は長さ数十cm。サルの目鼻のように見える花びらを中心に、薄い赤紫色のガクが開き、サルの毛のような筋も入っている。自生地は南米エクアドル北部からコロンビアにまたがる高地で、冷涼な気候と高い湿度を好む。徹底した湿度や日当たりの管理が必要なため、栽培が難しい植物だという。
見ごろは10日ころまで。
画像提供:京都府立植物園