スマホに保存されている写真の数 世界で最も多い国は?

スマホに保存されている写真の数 世界で最も多い国は?

スマートフォンの普及以来、気軽に写真を撮り、大量の写真を持ち歩くことが可能になった。その結果、人々がスマホに保存している写真の量は平均952枚で、このうち22%はクオリティが低いものやコピーであることが、セキュリティソフトメーカーのアバストの調査で明らかになった。10月28日付の独ヴェルト紙が報じた。

同調査は2018年12月~2019年6月にかけて、45カ国の同社ユーザー600万人を対象に実施されたもの。

国別で、スマホに保存された写真の量が最多だったのが韓国で1417枚。これに次いで多かったのがマレーシアの1300枚、スイスの1237枚だった。また、オーストリアが1172枚で5位、ドイツが1070枚で8位と、欧州の中でもドイツ語圏が上位を占めた。日本は906枚で18位、米国は646枚で30位だった。最も少なかったのはベトナム(397枚)、ロシア(442枚)、ウクライナ(465枚)だった。

一方で意外なことに、写真の保存量が最も少なかったのは18~24歳のユーザーだった。この理由として、SNSにアップした写真や動画が24時間以内に消えるスナップチャットやインスタグラムのストーリー機能を若い世代が愛用していることなどが挙げられている。これに対し、最も多くの写真をスマホに保存しているのが25~44歳の世代だった。性別では女性が平均1053枚の写真を保存しているのに対し、男性の場合はこれが851枚だった。

(写真はイメージ)