キリンが「みまもり自動販売機」で地域防犯活動に協力

「みまもり自動販売機」で深谷市の防犯に協力 キリン

キリンビバレッジは10月28日、商品サンプルに小型カメラを内蔵した「みまもり自動販売機」の展開を埼玉県深谷市で10月より開始したと発表した。この取り組みは、キリンビバレッジ、深谷市、埼玉県深谷警察署、埼玉県寄居警察の間で締結された「防犯活動に関する協定書」に基づくもの。行政を交えての取り組みは全国で初めてとなる。

「みまもり自動販売機」の取り組みは、2018年7月より西新井警察署(東京都足立区)との協力で始まった。「みまもり」というPOPを取り付けた自動販売機を設置することで地域の防犯意識を高め、万が一犯罪が発生した際には捜査に活用してもらうことを狙いとしており、実際に設置開始から約1年間で、西新井警察署への画像提供を複数回実施している。

今回取り組みを開始した深谷市では近年、子どもに対する声かけ事案の認知件数が増加しているという。キリンビバレッジは、通学路や子どもの集う公園を中心に「みまもり自動販売機」を展開し、地域の防犯活動の取り組みに協力していくとしている。

画像提供:キリンビバレッジ