スーパーコンピュータ「富岳」のプロトタイプ 省エネ性能世界1位に
富士通と理化学研究所は18日、共同で開発を進めているスーパーコンピュータ「
「富岳」は今夏運用を終えたスーパーコンピュータ「
今回のランキングは、米国で開催中のハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)に関する国際会議「SC19」にて発表されたもの。Green500は、世界中のコンピュータを計算処理速度の速い順に上位500位までランク付けしたリストTOP500の中から、少ない消費電力で効率的に計算できたスーパーコンピュータをランク付けしたもの。
今後、富士通と理研は「着実にシステム製造と設置を推進していく」としている。「富岳」には創薬や防災、産業競争力の強化などを実現するシミュレーションに加え、新しい利用分野であるAI(人工知能)やビッグデータの基盤としての利活用が期待されている。
(写真はイメージ)