世界遺産を訪れる フランス「パリのセーヌ河岸」
フランスの首都パリを流れるセーヌ川。この川岸のうち、セーヌ川に架かるシュリー橋からイエナ橋までの約8kmが「パリとセーヌ
1889年にパリで開催した第4回万国博覧会の時に建てられた電波塔兼展望台。設計者は鉄骨の橋の専門家ギュスタヴ・エッフェル氏で、彼の名から「エッフェル塔」と名付けられた。建設当時、エッフェル塔の高さは312.3mで世界一高い建造物だった。
かつて歴代フランス王の王宮として使用されていたルーブル宮殿。現在は「モナリザ」や「ミロのヴィーナス」など名だたる絵画や彫刻を所蔵し、世界中から観光客が訪れる人気の観光地・ ルーブル美術館として使われている。
ディズニー映画「ノートルダムの鐘」の舞台にもなったシテ島内の南東に建つノートルダム大聖堂。中世ゴシック建築の傑作と言われていたが、2019年4月15日の火災で尖塔が炎上・崩壊するなど、大きな被害を受けた。
人気の観光地の集まる「パリとセーヌ河岸」の景色を楽しむなら、セーヌ川の遊覧船もおすすめだ。遊覧船クルーズは複数の会社が催行(有料*料金は各社異なる)している。船の上からは、セーヌ川の右岸と左岸に並ぶ数々の歴史的な建築物はもちろん、セーヌ川にかかる橋の装飾も詳しく見ることができるので、「花の都・パリ」の魅力を細部に渡って堪能できるだろう。
*写真は2019年10月4日撮影