郵便局でキャッシュレス決済を開始 インバウンド対応にも
日本郵便は3日から、郵便局の郵便窓口にてクレジットカード払いなどのキャッシュレス決済を開始した。東京オリンピック・パラリンピックを夏に控え、訪日外国人観光客の消費などに対応すべく、日本国内でのキャッシュレス化が進んでいる。今回キャッシュレス決済ができるようになったのは、全国65の主要な郵便局の窓口。5月からは対応する郵便局を大幅に増やしていく予定だという。
キャッシュレス決済に対応した郵便局の窓口では、クレジットカードや交通系の電子マネー、スマートフォンのQRコード決済などが利用できる。取り扱い可能な商品・サービスは、郵便料金や荷物(ゆうパック、ゆうメールなど)運賃、切手※、はがき、レターパックなどの販売品、カタログ、店頭商品などの物販商品に限るという。印紙、宝くじ、代金引換郵便物等の引換金、税付郵便物の関税、地方公共団体事務(各種証明書等の交付、バス回数券の販売などの受託事務)は対応していないので注意が必要だ。
また利用可能な決済ブランドは、VISA、Master、JCBなどの各種クレジット、デビット、プリペイドカード、iD、WAON、QUICPayなどの電子マネー、Suica、PASMOなどの交通系ICカード、PayPay、LINE Payなどのスマホ決済となっている。
※切手販売は、1回の取引において10万円が上限額。
画像提供:日本郵便