高尾山の新たな楽しみ ～高尾599ミュージアム～

高尾599ミュージアムは、東京の西、高尾山の麓に今年8月に開館したばかりの新たな観光スポットである。京王線高尾山口駅から徒歩4分のところにあり、高尾山に登る前の情報収集や、下山後の休息の場として最適である。9月のシルバーウイーク後半、この場所を訪れた。

名前にある599は高尾山の標高に由来している。ミュージアムの展示は、高尾山に生息する動植物の標本を中心に、来館者が高尾山への理解を深めることができるように配慮されている。特に印象的なのは、中心にブナの木のオブジェを有する白い壁一面に、高尾山に生息する動物の標本が配置されている「NATURE WALL」である。この展示ではプロジェクションマッピングにより、音と映像が壁面の標本と重なり合うことで、高尾山の四季の移り変わりを表現する7分ほどのプログラムも楽しむことができる。

館内には持参したお弁当を食べることのできるスペースがあり、ミュージアムの外には芝生の広場がある。この日もミュージアムの内外で、多くの人が思い思いの時を過ごしていた。

入場料は無料。

入り口前のミュージアムロゴ

NATURE WALL

植物の展示

ミュージアム全景