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2016年卒大学生 内々定率8割、活動継続は3割強 マイナビ調査

マイナビ(東京都千代田区)は7日、9月末時点での「2016年卒マイナビ大学生就職内定率調査」の結果を発表した。9月末の内々定率は79.9%となり、前月比10.8ポイント増となった。一方、活動を継続する学生は全体の32.8%(前月比19.2ポイント減)となり、企業の採用活動は続く見込みだ。

平均内々定保有者数は1.8社(前月比0.3社減)となった。徐々に内々定辞退を進めている学生がいる一方で、内々定保有学生のうち39.5%が複数社からの内々定を保有している。

内々定保有学生のうち活動を終了したのは83.1%で、その理由は「満足したので終了」は77.9%、「不満だが終了」は5.2%だった。内々定学生のうち6.3%が「内々定先に不満なので続行する」、9.6%が「内々定先に不満ではないが他の企業もみたいので続行する」となった。活動を継続する学生は全体の32.8%となる。「活動を継続するこれら3割の学生をめぐり、企業は今しばらく接触を試みる活動が続くことになりそうだ」と、マイナビは予想している。

同調査は「マイナビ2016」の会員に対するウェブアンケートで、2016年3月卒業見込みの全国の大学4年生と大学院2年生から、合計5709件の回答を得た。

2016年卒大学生 内々定率8割、活動継続は3割強 マイナビ調査

(写真はイメージ)