下灘駅の夕景 一面に瀬戸内海が見渡せる駅
四方を海に囲まれた四国。中でも瀬戸内海に面した場所には、人々を惹きつける魅力的な情景が数多くある。今回は「海の見える駅」として有名な、JR四国予讃線下灘駅の夕景を紹介する。
下灘駅は、愛媛県松山市から電車で約1時間の距離にある、小さな無人駅だ。駅舎があるのは海岸線から一つ上の小高い場所。そのお陰で、駅のホームから瀬戸内海と空の眺望が一面に広がる。その情景は訪れる人達の心を惹きつけ、多くのドラマや映画のロケにも使われている。
晴れた日の昼間の景色も良いが、それにも勝るのが夕陽の時間帯だ。夕景を一目見ようと、小さな駅舎に老若男女問わず多くの人々が集まる。
駅を通過する予讃線の本数は少ない。電車がホームに入ってくる時間には、夕焼けと駅のホームを写真に収めようと、カメラマン達が息を呑んで集中する。ここでしか味わえない、特別な時間が流れる。
(撮影日3月6日)
【施設情報】
愛媛県伊予市双海町大久保