「科学道100冊 2020」 科学の良書を理研と編集工学研究所が紹介
理化学研究所と編集工学研究所は18日、科学のおもしろさや素晴らしさを伝えるための取り組みとして選りすぐりの本を紹介する「科学道100冊 2020」を発表した。19日から順次、全国の公共図書館や教育機関(中学校や高校など)、大型書店等でフェアが展開される。
科学道100冊プロジェクトは2017年に始まり、今回が4回目。中高校生を中心とした幅広い層に対して科学の多様な魅力を継続的に発信できるよう、昨年からは毎年恒例の企画としている。
今回発表された「科学道100冊 2020」は、旬のトピック等3つの軸で選ばれた「テーマ本」50冊と、時代を経ても古びない良書として選ばれた「科学道クラシックス」50冊の合計100冊で構成されている。テーマ本の3つのテーマは「1. 驚異のカラダ」、「2. 宇宙フロンティア」、「3. 世界を変えた科学者」。「驚異のカラダ」ではコロナ禍で関心が高まっている免疫や感染症に関する本も紹介している。科学道100冊 2020のラインナップは公式サイトで閲覧できる。
画像提供:編集工学研究所