22年卒就活、大学キャリアセンターの就活相談は増加傾向
就職・転職情報サイトを運営する学情は18日、同社が実施した大学キャリアセンターの「就職支援」に関するアンケートの結果を発表した。2022年卒学生からの就活相談は増加の傾向にあり、「増えている」が32.3%で「減っている」を上回った。
2022年卒の就活相談は、「かなり増えている」「少し増えている」が32.3%で、「かなり減っている」「少し減っている」の20.9%を上回った。相談が増えている理由は、「例年よりも学生が早期から動いているから」「就職環境が悪化しているから」が大半を占めた。
就職ガイダンスの実施方法は、「オンライン」が76.7%、次いで「動画配信」が58.1%、「対面」が53.3%だった。入構制限が解除されキャンパスに通う機会を設ける大学が増加したことで、前期は11.6%だった「対面」の割合が増えた。
学内合同企業セミナーの実施予定も「オンライン」が68.1%と最多で、次いで「対面」が33.8%だった。対面で実施するとした大学からは、「学生・企業ともに、対面のニーズが高いから」「直接、企業の担当者と話す機会を持って欲しいから」といった声が寄せられた。
同調査は、全国の大学キャリアセンターの就職指導担当者を対象に、11月24日から12月1日までの期間、Web上で実施され、210件の回答が得られた。
画像提供:学情(冒頭の写真はイメージ)