サービスをミシュランのように可視化「おもてなし技能マスター」
日本しぐさ協会(東京都千代田区)は、サービス業向けの教育講座「おもてなし技能マスター」を2016年5月に開始する。マナーや接遇の教育だけでなく、日本人特有の相手を思いやる「しぐさコミュニケーション」を活用し、相手に伝わるコミュニケーションに重点を置いたもの。インバウンド観光客などへの対応として小売業での需要を見込む。サービス開始に先行して、講師養成を今年12月から開始する。
従来は、英語が苦手なサービス従事者に対しては英会話をマスターさせる教育をしていたが、同講座では、フレーズ英語だけでもコミュニケーションできるよう「ボティランゲージ」をプラスする。
さらに、ミシュランの「星」認定のように段階別に認定を行うことで、サービスの水準がひと目で分かるようにする。「知識」「スキル」「精神」「場」「商品知識」「やり方」「あり方」の7項目をベースに構成している。
「おもてなし技能マスター」ホームページ
http://www.omotenashi-ginou.jp/
(写真はイメージ)