81万食の給食費を途上国小学校に寄付 丸亀製麺のトリドール
トリドールは世界食料デーの16日、同社が経営する「丸亀製麺」での1年分の利益の一部1631万1408円を使って、アフリカやアジアなど発展途上国の小学校に81万5570食分の給食費を寄付した。これは昨年10月1日から今年の9月30日までの1年間に販売した釜揚げうどんを対象に、1杯につき1円を寄付金として集計したものを、NPO法人TABLE FOR International(東京都港区)を通じて提供した。
給食費を寄付する仕組みはTABLE FOR TWOが作ったもので、社員食堂や店舗で特定のメニューを購入すると、代金の一部を給食費として寄付できるようにした。同法人は2007年に設立し、先進国の生活習慣病や、発展途上国の飢餓問題の解決を目的として活動している。
トリドールは、「食に関わる企業として、食を通じて社会貢献することを希望し、今年で3年連続してこの活動に取り組んできた。今後も世界の食に関する社会問題の解決にむけて続けてサポートしていきたい」としている。
国連では、「すべての人に食料を」というスローガンを実現することを目的として、10月16日を世界食料デーとして制定している。
(写真はイメージ)