ドイツ人の63%が「時間旅行してみたい」
2015年10月21日は、1989年に公開された映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー 2』で、主人公が訪れた未来の日にち。この日にちなんでドイツの世論調査研究所YouGovが、インターネット上で「タイムトラベル」に関するアンケート調査を行った。21日付の独ベルリナー・モルゲンポスト紙が報じた。
これによると、アンケートに答えたドイツ人1100人中の63%が「タイムトラベルができるのならしてみたい」と回答。このうち40%はどちらかといえば過去へ旅行してみたいとし、未来に行ってみたいと回答したのは23%だった。さらに29%が「タイムトラベルは現実的に可能」と信じており、60%は「不可能」と答えている。これが年齢層別では、「タイムトラベルが可能」と信じている割合が一番高かったのが18~24歳で37%、45歳以上ではシビアな回答が目立ち、「不可能」と断定した割合が64%だった。
ちなみに回答者の50%は少なくとも一回はこの映画を観ており、その中で「選ぶことができるなら、映画の世界の2015年に生きてみたい」と回答したのが31%、「現実の2015年で満足」が58%だった。
過去が現在をつくり、現在の今の自分の生き方が未来を決定する。それを分かっていながらも、「過去を変えられるものなら変えたい」とちょっぴり夢見がちなドイツ人の意外な一面が、アンケート調査で浮き彫りになった。
(写真はイメージ)