徒歩でも車でも、移動距離に応じてマイルが貯まる「Miles」日本でサービス開始

Miles Japan(東京都渋谷区)は20日、商品やサービスの割引特典や寄付などに交換できる「マイル」を、世界中すべての移動で貯めることができる米国シリコンバレー発マイレージアプリ「Miles(マイルズ)」の、日本におけるサービス開始を発表した。

Milesはスマートフォンのデータに基づいてAI(人工知能)が移動手段を自動判定し、世界中どこにいても1マイル(1.609km)の移動に対して、1マイルのポイントをためることができるサービス。米国で2019年からサービスを正式開始し、現在のアプリ登録者数は140万人以上にのぼる。

Milesアプリをスマホにインストールし、位置情報の取得を「常に許可」に設定することで、アプリを随時起動しなくても日々の移動が記録され、移動距離に応じて自動的にマイルがたまるという仕組みだ。

移動手段ごとにボーナスマイルの倍率が設定されており、環境にやさしい移動にはより多くのボーナスマイルが付与されるのが特徴。具体的には、徒歩やランニングは10倍、自転車は5倍、バス・電車・船・スキーは3倍、車の相乗りは2倍、車は1倍、飛行機は0.1倍となっている。

日本でのサービス開始に伴い、Milesのマイルを日本国内で利用できる108の特典(発表時点)の提供を、ファミリーマート、JALグループ、あいおいニッセイ同和損保などのローンチパートナーとMiles Japanで20日から開始している。

貯めたマイルは、ファミリーマートでコーヒーが無料でもらえるクーポンや、ジャルパックの割引クーポンなどに引き換えが可能。また、Milesやあいおいニッセイ同和損保などを通じて森林保護、動物保護などの活動団体への寄付もできる。

Miles Japanでは、より環境にやさしい移動に多くのマイルを付与することで、持続可能な社会づくりおよびSDGsの達成への貢献を目指しているという。

画像提供:Miles Japan(冒頭の写真はイメージ)