アートを鑑賞しながら尼崎を散歩 あまがさきアートストロール
「あまがさきアート・ストロール~Produced By 六甲ミーツ・アート芸術散歩~」が3月19日から開催されている。同イベントは「六甲ミーツ・アート芸術散歩」のコンセプトを基に、尼崎の町に展示された現代アート作品を自由に歩きながら鑑賞するというもの。アート作品が置いてある場所は、阪神電鉄尼崎駅から徒歩15分圏内というコンパクトなイベントだ。
「ストロール(stroll)」は「散歩する」「散策する」という意味。尼崎のことをあまり知らない人にもアート作品と一体になった尼崎という「街」の中で散歩することを通じて、尼崎のことも知ってもらいたいという思いが詰まっている。
エリア全体は「商店街・寺町エリア」「城内エリア」「A-Labエリア」の3つに分かれており、27名のアーティストの作品と1組のグループ展で構成された合計37点のアート作品が展示されている。
「A-Labエリア」は10組のアーティストのグループ展。「Enjoy!」をテーマに、難解などと言われる現代アートを「楽しみ」の面から触れてもらいたいというコンセプトで作品が展示されている。
「商店街・寺町エリア」では、シャッター通りとなった商店街の暗さを利用した作品が展示されている。
「城内エリア」には、尼崎城の敷地内をはじめとして、近隣の博物館、図書館にもアート作品が展示してある。少し路地裏に入ると赤レンガの建物や石畳の道路といった風情のある景色を楽しむことができる。
開催期間:3月19日~27日(特別展示は4月10日まで)
料金:無料(但し、尼崎城は入城料が必要)