日産が自動運転自動車の公道テストを開始
日産自動車は10月29日、公道における自動運転自動車の走行テストを開始した。今回の日本でのテストを皮切りに海外の公道でのテストも順次実施し、走行データを集めることで市販化に向けたシステムの性能向上を図っていく。
同車両は電気自動車「リーフ」をベースに作られ、周辺の物体との距離を把握する3次元計測用のレーザースキャナーや、交差点や急なカーブを走行するために8台のカメラを用いて360度の視界を確保できるシステムなどを積んでいる。
「2020年までに自動運転自動車を実用化する」とカルロス・ゴーン社長兼CEOが2013年時点で宣言していたが、まずは2016年までに高速道路の自動運転、2018年には高速道路の車線変更を自動で行う技術を実用化させ、2020年に一般道での走行を可能にする計画だ。
(写真はイメージ)