日産、2015年上半期純利益は前年比37.4%増
日産自動車が2日に発表した2015年4~9月期決算によると、売上高は前年比15.3%増の5兆9333億円、純利益は同37.4%増の3256億円となった。販売台数は海外が好調で、北米が前年比9.0%、欧州が同9.9%、中国が同5.7%の増加となり、日本や新興市場の低迷を補い全体では同1.3%増となった。
日産において最大の市場となっている米国で前年比6.6%の75万5000台となったほか、カナダでは同11.7%増の7万3000台、メキシコは同20.3%増の16万6000台、ロシアは同15.9%増の6万1000台、ロシアを除く欧州は同17.1%増の30万6000台となった。2015年上半期は新車の投入が功を奏し米国、欧州、中国で販売台数を伸ばした形だ。
また電気自動車の世界販売台数が20万台を突破し、自動運転自動車のテスト走行を開始するなど、技術進化も推し進めている。