最優秀賞はAI英会話「スピークバディ」 第20回 日本e-Learning大賞

日本オンライン教育産業協会(東京都新宿区)は16日、「第20回 日本e-Learning大賞」において、eラーニング事例のグランプリとなる「日本e-Learning大賞」ほか各受賞者を決定、発表した。大賞は、AI英会話「スピークバディ」に決定した。

日本e-Learning大賞は、企業・学校・自治体などにおける、eラーニングを活用したコンテンツ・サービス・ソリューションの中からとくに優れたものを選出するアワードで、今年で20回目の開催となる。

大賞(最優秀賞)を受賞したAI英会話「スピークバディ」は、2016年にリリースされた日本発のAI英会話アプリで、感情表現豊かなAIバディ(キャラクター)との対話を通じて、英語の発音やフレーズ・単語・イディオムなどを体系的に学べる。第二言語習得理論に基づく学習方法を、音声認識や生成AI、自然言語処理、機械学習といったテクノロジーを活用し実現している。

その他には、経済産業大臣賞に、生徒の思考プロセスを可視化するツール「カラフル学舎」、文部科学大臣賞につくば市総合教育研究所、総務大臣賞に、本と学びのプラットフォーム「MottoSokka!(もっとそっか!)」、厚生労働大臣賞に生成AIを活用した未来の学習スタイルを実装したグロービスが選ばれた。

11月1日にハイブリッド形式で行われる「オンラインラーニングフォーラム2023」内で、表彰式を開催する予定。

画像提供:オンライン教育産業協会、スピークバディ