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手帳甲子園、受賞者決定 中高生が手帳を通じて成長を表現

NOLTYプランナーズ(東京都中央区)は16日、第12回手帳甲子園の本大会を実施した。スコラ手帳を使う全国の中高生の中から、手帳部門と表紙部門において受賞者を決定した。

スコラ手帳は学習習慣や生活習慣を整え、自ら学び考え行動する力を育成することを目指して開発された手帳で、全国約1000校、約30万人の中高生が利用している。

手帳甲子園には、スコラ手帳を活用する生徒の中から、校内選抜などを経て約1000名が応募した。16日の本大会では、WEB審査などを経て選ばれた12名の生徒が、手帳の使い方や手帳活用を通じて成長したこと、表紙デザインに込めた想いなどをプレゼンテーションした。審査員や観覧者の投票により、最優秀賞と各企業賞の受賞者が決定した。

手帳部門では、手帳を使うことで時間(とき)をデザインしているか、手帳に書くことが成長の実感や自分と向き合うことに繋がっているかが評価された。最優秀賞には、鹿児島県の高校3年生の「『見えない私』を可視化する手帳」が選ばれた。勉強時間を確保するために蛍光ペンを使って可視化したことで、「次は60分増やしてみよう」と明確な目標を立てられるようになったという。

表紙部門では、表紙のデザイン性やレイアウト、見た目の美しさだけでなく、そのデザインが本人にとってどのような影響をもたらしたかなど、表紙への思い入れの観点も併せて評価された。最優秀賞には、大阪府の中学2年生の作品「自由」が選ばれた。フルイドアートの技法を使って、社会の変化や一人一人の個性が自由に混ざり合う様子を液体の流れで表現した。

その他の受賞作品は大会ホームページで公開されている。

https://noltyplanners.editorx.io/growthfes12/nominate

画像提供:NOLTYプランナーズ