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アンガーマネジメントのカードゲームでイライラと上手に付き合う

アンガーマネジメントのカードゲームでイライラと上手に付き合う

日本アンガーマネジメント協会(東京都港区)は26日、カードゲーム商品「アンガーマネジメントゲーム 怒りのツボ・当て~る!」を監修し、12月中旬より全国で販売開始したことを発表した。

同商品は、54枚の「怒りのできごとカード」に、怒りを感じうる様々な場面が書かれている。カードを引いた回答者ができごとに対して、0(全く何も感じない)から10(人生最大級の怒り)までどのくらいの怒りを感じるかを、他のプレイヤーが予想する「怒りのツボ当てカードゲーム」だ。得点は、回答者と同じ場合は2点、同じプレイヤーがいなかった場合は回答者の怒りと一番近い怒りを予想したプレイヤーが1点となる。回答者は順番に交代し、一番早く5点獲得したプレイヤーが勝ちになる。

遊びながらプレイヤー同士がお互いの怒りのツボをわかりあったり、会話が生まれることで、ムダな怒りやイライラを感じることが減ったり、怒りにくくなるための気付きを得ることがねらい。プレイヤー人数は2~6人が推奨、最大12人まで遊ぶことができる。家族や友人のコミュニケーション、ビジネス現場におけるチームビルディングなど、様々なシチュエーションでの活用を想定している。

アンガーマネジメントのカードゲームでイライラと上手に付き合う

アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで開発された、怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング。アンガーマネジメントを通して、自分自身の怒りを理解して感情のコントロールをしたり、ポジティブな考えを生み出して周囲との良好な人間関係を成立させたりすることができる。アメリカでは教育機関や企業で導入され、教育・職場環境の改善、学習・業務パフォーマンスの向上を目的に活用されている。

写真提供:日本アンガーマネジメント協会