近代日本幕開けの舞台・山口を巡る
本州の最西端に位置する山口県。かつては長州藩と呼ばれ、幕末から明治維新にかけて日本の歴史を大きく動かした人物を数多く輩出した場所だ。欧米列強の植民地化の危機にあった幕末期、長州藩は5人の若者を密かに英国に派遣した。西洋の近代文明を学んだ彼らは帰国後、日本の近代化・工業化のかじ取りを行い、近代国家としての日本の幕開けに大きく貢献した。
2015年には「明治日本の産業革命遺産」を世界文化遺産に登録することが決定され、山口県からは、萩市の萩反射炉・恵美須ヶ鼻造船所跡・大板山たたら製鉄遺跡・萩城下町・松下村塾の5つが登録された。
近代日本の幕開けの舞台となった山口の地を巡った。
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