ネットスーパー利用者 品揃えと送料を重視
マイボイスコム(東京都千代田区)は11日、ネットスーパーに関するアンケート調査の結果を発表した。ネットスーパーの利用経験者は2割で、現在も利用している人は1割強と昨年より減少し、うち2割弱は週1回以上利用だった。利用時に重視する点と不満な点では共に、品揃えや送料を挙げた人が多かった。
ネットスーパーは、インターネットで注文を受け付けて、食料品や日用品を自宅まで配達するサービス。利用経験者は19.5%で、そのうち現在利用している人(定期・不定期併せて)は12.0%と、昨年より1.4ポイント減少した。利用する理由としては、「重いもの・かさばるものを届けてくれる」が54.3%で最も多く、「買い物時間を節約できる」(34.0%)が続いた。一方で利用時に重視する点として、「品揃えの充実度」「送料の安さ」「商品の価格」「品質の良さ」を挙げた人が多かった。
ネットスーパーを利用したいと思わない人は41.0%となり、昨年より3.7ポイント増加した。利用者・未利用者含め、「商品説明の品質表示が不十分」「商品が実店舗よりも少ない」「送料がもうちょっと安くならないかと思う」といった声が多く上がった。
同調査は同社のアンケートモニターを対象にインターネットにより行ったもので、1万409人から回答を得た。
(写真はイメージ)