米株式週報 NYダウ 世界経済見通し不透明により大幅下落
11月9日~13日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価(30種)は前週終値1万7910.33ドルから665.09ドル安の1万7245.24ドルだった。
3カ月半ぶりの高値をつけた先週だったが、週明け9日は経済協力開発機構(OECD)の世界経済成長見通しの引き下げの影響で売りが先行し、1日で約180ドル安となった。10日はやや戻したものの、11日は原油先物市場が2カ月半ぶりの安値となったことで石油関連が売られ、前日比55ドル程度の値下がりとなった。売りは止まらず、12日には米連邦準備制度理事会(FRB)の幹部から年内利上げの発言が相次いだことで原油の値下がりが続き、前日比254ドル超の大幅値下がりとなった。さらに13日も流れは変わらず、市場は売りが先行し、前日比200ドル超の値下がりとなり、約3週間で積み上がった高値がこの1週間で吹き飛ぶ結果となった。
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