
春の便り2025~太宰府天満宮で「飛梅」が五分咲き
梅の名所として知られている福岡県太宰府市の太宰府天満宮の「飛梅」が五分咲きとなり、春の訪れを告げている。
太宰府天満宮のご神木の梅の木「飛梅」は、平安時代に京都から太宰府へ向かった菅原道真を慕い、京都から一夜にして飛んできたという言い伝えにちなんで名付けられた。現在では、境内におよそ200種類、約6000本の梅の木があり、日本有数の梅の名所となっている。
重要文化財に指定されている本殿は124年ぶりの大改修の最中のため、建物を見ることはできないが、改修中の約3年間は本殿の前に建てられた仮殿を楽しむことができる。仮殿の屋根の上にはさまざまな草木が植えられており、まるで森の一部が屋根の上に飛び移ったかのような姿をしている。
太宰府天満宮によると、今年の梅の花は3月中旬から下旬にかけて見頃を迎えるという。





撮影日:2025年3月1日