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湯島天神と小石川後楽園の梅まつり

春の便り2025~湯島天神と小石川後楽園の梅まつり

東京都文京区にある湯島天満宮(湯島天神)では、2月8日から3月8日まで梅まつりが開催されている。湯島天神には約300本もの梅が植えられており、毎年美しい花が咲き誇ることから、江戸時代より「梅の名所」として多くの庶民に親しまれて来た。

白加賀しろかがと呼ばれる白梅が7〜8割を占め、その他にも、八重寒紅やえかんこうと呼ばれる小梅、玉垣枝垂たまがきしだれと呼ばれるしだれ梅など、色とりどりの梅を楽しむことができる。

湯島天神の境内にかけられた絵馬と梅
狛犬も梅に彩られている
境内にある日本庭園と梅

同じく文京区に位置する小石川後楽園でも、今年は3月2日まで梅まつりが開催されるなど、梅が満開の時期を迎えている。小石川楽園の庭園は、江戸時代に水戸徳川家の中屋敷として造られ、現存する最古の大名庭園です。「大泉水」の池を中心に、周囲に「山」「川」「田園(村里)」などを模した風景がつながって配置されており、園内を散策しながら、各所に咲く梅を楽しむことができる。

小石川後楽園の園内の梅はちょうど満開の時期を迎えている
小石川後楽園内の梅園に咲き誇る梅
園内の中央の「大泉水」。庭園は都会の中のオアシスとなっている