
春の便り2025~福島の桜もいよいよ最後 会津地方の桜
28日、福島県内でも標高が高く、桜の開花時期が遅い会津地方の北部、猪苗代町や裏磐梯で桜が見頃を迎えた。
北塩原村の桜峠
3000本の桜が楽しめる桜峠。すでに散り始めたものもあるが、今が見頃になっているものも多い。2002年にオーナーを募集し全国から集められた苗を植樹して桜の森が作られた場所で、眺望のよい場所からは、眼下に広がる絨毯のような桜を見ることができる。遠くに見えるスギ林の地面にはまだ雪が残っているのが見られたり、遠方の山が雪をかぶっていたりと、冬と春が共演しているような風景が楽しめる。





場所: 福島県耶麻郡北塩原村大塩
アクセス:磐越自動車道会津若松ICから車で約40分
駐車場あり(桜峠の管理・保全等のため乗用車1台あたり500円の協力金あり。バスなど大きさによって金額は異なる)
観音寺川の桜並木
猪苗代町の観音寺川の桜並木は28日の時点ですでに桜吹雪。この日は風が少し強かったので、花びらが雨のように降り注いで観光客を楽しませていた。





場所:福島県耶麻郡猪苗代町大字川桁字新町
アクセス:磐越道猪苗代磐梯高原ICより車で約10分。JR磐越西線川桁駅から徒歩2分
駐車場あり(無料)
桜の見ごろがそろそろ終わる時期ではあるが裏磐梯はまだ積雪があり、裏磐梯と会津高原をつないでおり、積雪のため冬季は封鎖されていた磐梯山ゴールドラインは25日に再開通したばかり。一方、猪苗代湖畔ではすでに田植えの準備が始まっており、本格的な春が始まりつつある。

