9月景気動向、3カ月ぶりのプラスも先行きは不透明

内閣府が25日に発表した9月度の景気動向指数（CI一致指数）改定値は、前月比0.1ポイント増の112.3で、3カ月ぶりのプラスとなった。6日に発表した速報値（同0.3ポイント減）から0.4ポイント上昇。鉱工業用生産材出荷指数や商業販売額などが速報値より上昇した。

同指数は2010年を100としたもので、一致指数は景気と連動して動き、景気変動の大きさなどを示す。内閣府は、景気の基調判断を先月に引き続き「足踏みしている」とした。

また、数カ月先の景気動向を示す先行指数も、速報値から0.2ポイント増加したものの、前月比1.9ポイント減の101.6と、こちらは3カ月連続のマイナスとなっており、先行き不透明な状態は変わっていない。

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