エイズ感染者数、ピーク時から35%減 UNAIDS調べ
24日、国連合同エイズ計画(UNAIDS)が12月1日の世界エイズデーに先立ち発表した2015年報告書によると、2014年のエイズ感染者数は200万人となり、ピークだった2000年の310万人から35%減少した。また、エイズ起因の死者数は120万人となり、ピークだった2004年に比べ42%減少したと伝えた。
世界のエイズ感染者は2014年末で推計3690万人となり、抗レトロウイルス治療による早急な対応を必要としている。これまでのUNAIDSの活動の結果で治療を受けている人は、2005年の220万人から2010年で750万人、2015年6月時点で1580万人に上る。
UNAIDSは2030年までにエイズの伝染を止めると宣言している。
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