学生の本質に迫る、IT業界初、農業インターンシップで新卒採用
ITソリューションを中心に多様な事業を展開するバリストライドグループ(東京都目黒区)は、農業体験など行うインターンシップを通じて2016年度の新卒採用を行うと発表した。過酷なインターンシップを通じて、形式化された就職面接だけでは見極められない学生の志や個性などの本質に迫りたいという。
農業インターンシップは主に農業法人などで行われているが、IT業界で行われるのは異例。ITソリューションのほか教育、六次産業なども手掛ける同社では、従来と違った視点の採用活動を実施する目的として、新たなサービス構築とマーケット開拓に必要な人材の採用のためと説明している。
インターンシップの参加者は5日間にわたる農業体験のほか、2004年に鳥取市に編入されて消滅した鳥取県気高町を題材にしたワークショップ、経営者相手のプレゼンテーションなどを行う。
参加者は20名で、第1期は3月25日から29日の期間で実施された。