認定外国人観光案内所が全国で742カ所に増加
日本政府観光局(JNTO)は25日、認定外国人観光案内所の認定募集を行った審査結果を発表した。229カ所の新規認定と27カ所のカテゴリー変更が認定され、認定外国人観光案内所は全国で742カ所となった。
案内所は4種類に区分されており、カテゴリー1~3とパートナー施設からなるが、これまで47都道府県の中で6県がカテゴリー2以上の認定外国人観光案内所が設置されていなかった。今回新たに3県(茨城県・福井県・滋賀県)において、カテゴリー2の案内所が認定された。カテゴリー2は、広域の観光案内提供や英語スタッフ常駐などができ、3は全国レベルの観光案内提供、英語スタッフ常駐かつ英語以外の2言語対応が常時可能といったサービス水準が要件となっている。
JNTOは訪日外国人旅行者の受入環境整備の一環として、外国人旅行者が快適に訪日旅行を楽しめるように、2013年度から外国人観光案内所の認定制度を開始。観光庁や地方自治体、民間事業者等と連携して案内所間の情報共有や研修会を実施するなど、観光案内所のサービス向上を図っている。3年ごとの認定更新制にすることで、持続的な環境の整備に取り組んでいる。
(写真はイメージ)