英国人冒険家 手漕ぎボートで太平洋横断に成功
英国の冒険家ジョン・ビーデンさんが、北米から手漕ぎボートで太平洋を横断し豪州ケアンズに到着した。一度も陸地に立ち寄らずに手漕ぎボートで横断したのは世界初。豪ABCニュースが28日に伝えた。
53歳のビーデンさんは、全長6mの手漕ぎボートに乗り6月1日に米サンフランシスコを出発、11月中旬には到着したかったものの天候の影響もあり1カ月ほど遅れての到着となった。1日15時間櫓を漕ぎ、7400マイル(約1万1900km)の行程を209日間に渡って航海した。
ビーデンさんは以前にも大西洋の横断に成功していたが、達成後すぐに太平洋へのチャレンジを決めていたという。上陸後、「このような壮大なスケールで初めての達成者になれたことが信じられない」と喜びを伝えた。
(写真はイメージ)