安倍首相が年頭所感「挑戦、挑戦、そして、挑戦あるのみ」

安倍首相は1日の年頭所感で、4年目を迎えた安倍政権を「築城三年、落城一日」と表現し、政府に対する国民の厳しい目に緊張感をもって運営していくと決意を述べた。

特に、少子高齢化社会という構造的な問題に対し、「一億総活躍」社会への挑戦を第一に挙げ、「戦後最大の国内総生産(GDP)600兆円」、「希望出生率1.8」、「介護離職ゼロ」を目標に、新しい「三本の矢」によって実現するとした。「そのスタートを切る本年は、挑戦、挑戦、そして、挑戦あるのみ」と、不退転の決意を強調した。

2016年、日本は国連安全保障理事会の非常任理事国への就任、三重県でのサミット開催、アフリカの首脳が集うTICADの開催、日中韓サミットの議長国を務める年となる。首相は「日本がまさに世界の中心で輝く一年」として日本がリーダーシップを取ることへの責任を示した。

(写真はイメージ)

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