都民「十分な野菜摂取」3割、「十分な歩行量」5割にとどまる
東京都は3月25日、都民を対象に行なった「野菜の摂取や身体活動に関する意識」アンケート調査の結果、目標である「野菜を1日350g以上摂取している人」の割合は男女とも3割程度、「1日8,000歩以上歩いている人」の割合は男女とも5割前後にとどまっていると発表した。同調査は2月26日~3月10日、都内に住む20歳以上の男女を対象に実施。
アンケートの結果、「普段の食事で野菜を食べるように心がけている人」は約9割、「生活習慣病の予防や健康づくりのために普段から体を動かすように心がけている人」は約8割と、野菜摂取や身体活動に対する意識の高い人の割合は大きいことが分かった。一方、実際に国の目標値を達成している人の割合は比較的少なく、意識と実践の間に差がある実態が明らかになった。
都では、野菜の摂取量をあと一皿増やすことや、あと10分多く歩くなど、都民が負担感なく実践できる生活習慣の改善を推進している。