アウディ、米レンタカー企業に約33億円出資
4日、ドイツ大手自動車メーカーのアウディは米国レンタカーベンチャーのシルバーカーに2800万ドル(約33億円)を出資したとニューヨークデイリーニュースが伝えた。
シルバーカーは、レンタルできる車種がシルバーのアウディ1車種のみ、かつ空港でのレンタルに限るという業態をとっている。この企業が3度目の大規模投資「シリーズC」を受け付け、アウディ・オブ・アメリカCEOのスコット・キーオ氏が取締役会に参加する。今後は空港以外でのレンタカーサービスの拡大を進めるという。
キーオ氏は「シルバーカーはレンタカービジネスだけにとどまらず、モビリティの将来を示している。」とし、「我々はテクノロジーに加え、コネクティビティとモビリティを融合したイノベーションを強化していきたい」と語り、既存の自動車メーカーから昨今の自動運転技術やモノのインターネット接続技術などを取り入れた進化を目指す方針を示唆した。
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