米株式週報 NYダウは年初1週間で1000ドル超の記録的な下げ幅
1月4~8日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価(30種)は前週終値1万7425.03ドルから1078.58ドル安の1万6346.45ドルだった。2015年の年間株価は2008年の金融危機以来7年ぶりにマイナスとなったが、年が明けた第1週は大幅安となった。
4日、中国株式市場の大幅な下落を受けてNY株式市場も売りが先行し前年末の終値より276ドル下落、5日は前日の割安感からやや買い戻しが発生したものの、6日に発表された中国の経済指標が低水準だったことや原油価格が1バレル33ドル台まで値を下げたことにより前日比252ドル下落、約3カ月ぶりに1万7000円ドルを割り込むこととなる。
この流れは止まらず、7日は前日比392ドル安、8日は一時原油価格が1バレル33ドルを再び割り込むなど押し下げ要因が強く、同168ドル安、2016年の年明けは1週間で1000ドル超の記録的な下げ幅となった。
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