戦後初、小笠原諸島でアホウドリの親子を確認
9日に小笠原諸島の
アホウドリは小笠原諸島では1930年に絶滅していたが、2008年から鳥島で生まれた個体を聟島に移送して、新しい繁殖地を形成する保護増殖事業が行われてきた。2014年に
アホウドリは翼の差し渡しが210~230cm、体重は4~5kgあり、日本では最大級の海鳥。150年ほど前には北大西洋の島々に数十万羽いたと考えられているが、現在では伊豆諸島の鳥島と尖閣諸島の南小島・北小島にしか生息しておらず、その個体数は3800羽程度とされる。アホウドリは、19世紀後半から20世紀前半に羽毛の採取のために乱獲され、絶滅危惧種になるまで減少した。
(写真はイメージ)