記録的大寒波の影響により、車のトラブル急増 JAF
日本自動車連盟(JAF)は26日、1月18~25日の期間のロードサービス実施状況を発表した。ロードサービス実施件数は6万5016件で、前年比16.5%増だった。記録的な寒波の影響で、北海道を除くエリアで前年より出動件数が増加した。特に中国地方で53.3%増、九州で51.2%増と、増加率が高かった。
各エリアでの件数は以下の通り。
1日の平均出動件数でみると、同期間は1日8127件(前年6977件)。年末年始は気候が穏やかだったため、前年の8875件から8110件に減少していたが、逆転した形となる。
JAFは「降雪によるスリップやスタック、側溝などへの落輪といったトラブルによる救援依頼が多く寄せられた」としており、今後寒気が緩んでも、朝夕の冷え込みによる凍結路に注意することと、山間の降雪地などへ出かける際に、タイヤチェーンなどの滑り止めの準備やバッテリーのチェック、運転前の点検を行うことを呼びかけている。
(写真はイメージ)