「ピアニカ」が30年ぶりのリニューアル
小学校の音楽の授業で使われてきた「ピアニカ」が、30年ぶりにリニューアルされた。ピアニカとは、吹き口から息を吹き込み、鍵盤を押して演奏できる楽器(鍵盤ハーモニカ)で、ヤマハが1961年から製造・発売している。
84年に発売された従来モデルの後継として、指導者や児童、保護者の声を取り入れて、演奏のしやすさ、衛生面、持ちやすさなどを考慮して改良された。新しくなったモデルは昨年10月1日に発売され、価格は税抜で6,600円。鍵盤数は32、色はブルーとピンクの2種という点は、従来モデルと変わっていない。
主な改善点は以下のとおり。
1.丸みを帯びた本体形状で子どもの手でも持ちやすく、50g軽量化。
2.息を吹き込む演奏用パイプにクリップを付けたことで、長さの調整もしやすく、パイプの置き位置を気にしなくて済むようになり、吹き口が机に着かず衛生的。
3.ケースの持ち手も子どもが持ち歩きやすいように配慮。
画像提供:ヤマハ