地下鉄博物館、乗車券の変遷展を開催
地下鉄博物館(東京都江戸川区)では、特別展「東京の地下鉄における乗車券の変遷展」を3月1日~4月17日に開催する。地下鉄の乗車券がどのような変遷をたどったのかを年表や写真パネルで紹介する。各時代の乗車券やプリペイドカードなどの実物や、自動券売機、自動改札機などを展示する。
日本で最初の地下鉄は1927年に開業。その当時は運賃制度が「均一制」だったため乗車券は存在しなかった。1931年に運賃制度が「駅間制」になる年にはじめて普通乗車券が登場した。その後、地下鉄網の拡大に伴い運賃制度は「対キロ区間制」に改定される。乗車券は時代と共に紙製から乗車券の磁気化、プリペイドカード、IC化と変遷の道をたどった。2007年3月からICカード「PASMO」のサービスが開始され、現在に至る。
(写真はイメージ)