福井県で新種恐竜を発見 「鳥になり損ねた」恐竜

26日、福井県立恐竜博物館と福井県立大学は、福井県勝山市で発掘された恐竜の化石が新属新種の「フクイベナートル・パラドクサス」として学名が認められたことを発表した。2007~2010年の恐竜化石発掘調査で見つかった化石を調査し、23日の英科学誌『サイエンティフィック・レポート』に論文を掲載。日本国内で新種の恐竜が見つかったのは7例目で、福井県では5例目となる。

学名は「逆説の福井の狩人」を意味するもので、「獣脚類が鳥になり始めた頃の一種。フクイベナートルは鳥になり損ねた」のだと、県立大の東洋一特任教授は説明する。フクイベナートルは推定で全長約250cm、体重25kg。「全身に羽毛があり、二股に分かれた頸椎などが特徴で、雑食性と推定されている。

 
(写真はイメージ)

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