スマホで駅構内の混雑状況を確認 東急電鉄
東京急行電鉄は、駅構内の混雑状況をスマートフォンに配信する実証実験を1日から開始した。
同社が提供するスマートフォンアプリ「東急線アプリ」内に画像を配信する「駅視-vision(エキシビジョン)」というサービスで、まずは溝の口駅(川崎市高津区)やあざみ野駅(横浜市青葉区)をはじめ6駅の改札、コンコース付近の構内カメラ映像を、プライバシーを保護した画像に加工して配信する。技術開発には東芝、NEC、日立製作所の3社が協力し、プライバシー保護への対応等を進めてきた。この実証実験を通じて、データ加工や配信方法などの改善を図っていくとのこと。
大雪などの荒天候時や人身事故時など、大幅にダイヤが乱れた際には駅構内の混雑状況を確認できるため、乗車時間の調整や迂回ルートの選択などに活用できるようにする。
止まっている人と動いている人を色分けする[画像提供:東急電鉄]
(写真はイメージ)