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経産省、クレジットカード産業のビッグデータ利活用の報告書を公開

経済産業省は2月29日、クレジットカード産業におけるビッグデータに関して有識者などで検討してきた内容を報告書にまとめて公表した。

同報告書は、カード会社、ビッグデータ関係事業者、有識者、ネットワーク事業者、機器メーカーなどで検討・会議を進めてきた内容をまとめたもの。

近年、国内カード決済需要の増加や、訪日外国人旅行者増加によるキャッシュレス決済需要増、フィンテック(金融技術)などテクノロジーを活用した新たな決済サービスの登場といった背景から、ビッグデータの利活用はクレジットカード産業の将来を考える上で重要だと位置づけた。

小売り企業やメーカーでは、インバウンドの取り込みにおけるキャッシュレス決済の充実や国内顧客のリピート需要獲得に向けたマーケティングとしてのビッグデータ活用が、行政では地方創生やインバウンド消費拡大に向けたビッグデータ消費動向分析が重要だとしている。

政府は、企業がビッグデータを活用していくためのデータ標準化や個人情報保護などのガイドラインの整備を急ぐとした。

 
(写真はイメージ)

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