ネットショッピング利用、13年間で5.2倍に急増

総務省統計局が3日に発表した、ネットショッピングの実態を調査するために行った「家計消費状況調査」の結果によると、利用世帯(2人以上の世帯)は、2002年5.3%から2015年27.6%と5.2倍に急増したことがわかった。

年齢別の支出総額は、全体の平均額10万4000円に比べ、50歳代が年間で15万6000円と最も多く、次いで、40歳代が14万6000円となった。利用者の割合は39歳以下が45.2%と最も高く、年齢が上がるにつれ利用者の割合も低下しており、70歳以上では1割程度となっている。支出の内訳では、旅行関係費(21.8%)が最も高く、次いで食料(14.3%)、衣類・履物(10.7%)、教養関係費(10.3%)、家電・家具(10.1%)となった。

5年ごとに行われる「2014年全国消費実態調査」の都道府県別の購入割合をみると、神奈川県が最も高く、次いで埼玉県、東京都となった。15~39歳の人口割合が高い都道府県で購入割合が高くなる傾向がみられる。

 
(写真はイメージ)

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