就活本格スタート 4割が既に「応募・選考」段階
2017年春に卒業する大学生向けの企業説明会が1日に解禁となり、就職活動が本格スタートした。
求人情報誌のアイデム(東京都新宿区)が、民間企業への就職を希望している大学3年生、大学院1年生の男女646人を対象に、就職活動の進捗状況を調査した。調査によると、2月1日時点で約4割の学生が「応募・選考に進んでいる」と答えた。これは昨年と同程度の動き出しだという。
エントリーシートの提出や面接選考を受けた企業の数を聞くと、「0社」と答えた学生の割合が昨年よりも増えている一方、「2社以上」と答えた学生の割合も高くなっており、就活の進捗が早い学生と遅い学生で二極化している傾向が見られた。
就職活動で感じる不安は「内定が取れないかもしれない」という答えが最も多く、続いて「どのような準備・対策をすればいいか分からない」「自分の何を評価されるのかが分からない」「交通費や就活グッズなどの費用がかかる」が挙がった。
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