日本公庫、滋賀県南部の「健康づくり」産業を金融支援

 日本政策金融公庫が、滋賀県南部「健康創生特区」の「健康づくり」産業に金融支援を行うことを明らかにした。
 同特区は、医学・理工系大学の知的資源と高度なものづくり技術を有する製造業が集積するびわこ南部地域が2013年9月に国から地域活性化総合特区の指定を受けたものである。「治療から予防への転換」に寄与する医療・健康機器の開発・事業化と健康支援サービスの提供という新たな地域モデルの構築に取り組んでいる。
 同特区の目標達成を目指す事業の実施において、国の財政支援が受けられるほか、事業に必要な資金を金融サポート・ネットワーク(指定金融機関)から借り入れる場合、5年間、最大0.7%の利子補給が受けられる。
 金融サポート・ネットワークには、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行ほか複数の地方銀行、信用金庫などが参画している。日本政策金融公庫は、金融サポート・ネットワークへ協力機関として参画すると共に広報活動等を通じて新たな地域モデルの構築を支援していく予定である。

画像提供:びわこ文化公園