話題の「豆乳ホイップ」 作られ方はさまざま
「豆乳で作るホイップクリーム」がじわじわ流行の兆しを見せている。
3月には、スターバックスが豆乳ホイップクリームを使用した季節限定ドリンクが売り出している。通常は乳成分を使って作るホイップクリームを豆乳で作るというもので、健康的な響きも手伝い、日本でもにわかに注目を集めているようだ。
ただ、「豆乳ホイップクリーム」と一言で言ってもいろいろなものがある。種類は少ないが、専用の製品も売り出されている。
「豆乳入りホイップクリーム」
豆乳ホイップクリームは、種類は少ないが専用の製品が売り出されている。
めいらくグループからは、乳成分不使用の「乳製品を使っていない 豆乳入りホイップ」が売り出されている。
見た目は一般のホイップクリームと同様のパック入りで、自分で泡立てるタイプだ。作り方も通常のホイップクリーム同様、ボウル等に入れて自分で泡立てれば完成。
料理レシピのコミュニティサイト「クックパッド」などで紹介されているような、家庭で作る豆乳ホイップの大部分はこれを指すようだ。原材料は、豆乳の他に「植物油脂」や「乳化剤」などの添加物が使用されているものの、乳成分不使用のため、乳アレルギーの人にとっては安心だろう。
豆乳100%の「豆乳クリーム」
また、豆乳だけで、クリームのようなコクを出す商品も売り出されている。例えば、不二製油が開発した豆乳加工品「濃久里夢ほいっぷ」(豆乳クリーム)は、ホイップすれば、豆乳100%のホイップクリームを作ることが出来できる。独自の大豆の新分離分画技術(USS製法)製法により、クリーミーで臭みの少ない豆乳を作りだしているという。
豆乳や豆腐で自作もできる
では、もっと一般的な豆乳で簡単に作ることは出来るのだろうか。
調べてみると、市販の豆乳または豆腐を材料にして作ることも出来るようだ。いくつかのレシピを調べたところ、豆乳または豆腐をベースに、凝固の作用があるレモン汁や米粉、寒天パウダーやコーンスターチ、片栗粉を加え、お好みに応じて、砂糖や練乳、シロップで甘味を加える。それらを暖めながら混ぜる、またはフードプロセッサーにかけることで作ることができるようだ。
おかずにも、デザートにも合う豆乳クリーム。試してみてはいかがだろうか。
(写真はイメージ)